鳥取地震 お墓を確認するのはちょっと待って!

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こんにちは石屋のけんすけこと清水健介です。

リアルな情報はツイッターからとよくいいますが、会議へ向かう山手線の中で鳥取の地震の情報を見ました。昼頃から震度4の地震が頻繁に起きてるということはわかってたのですが、大きいのがきてしまいましたね。

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鳥取 震度6弱

スマホとは便利なもので電車に揺られながら広島や岡山の知り合いの方・ツイッターのフォロワーさんにメールなどをしたらすぐに「大丈夫!」との返信があって安堵した感じです。

地震が起きた時、お墓には行かないで!

東日本大震災の時も熊本地震の時もそうでしたが、大きな地震の時は余震が続きます。日ごろからお墓参りへ行く回数の多い地域ほどご先祖さんを弔う場所としてお墓を重要視しています。心配だからお墓へ見に行ってしまうんですよね。

地域によってお墓の施行方法は違うと思うのですが、墓石用接着剤でくっつけてあっても複数回揺らされた墓石は接着剤がねじ切れるような動きをしてしまい倒壊の可能性が高いのです。近づくと倒れて怪我をするかもしれません。

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東日本大震災時の茨城の様子

しかも2011年3月11日に起きた地震の後、接着剤で強固にくっつけたにも関わらずその後の余震で再度倒れるということも経験したのです。

非常に残念なのだけど、墓石への接着剤は耐震とまではいかず免震くらいにしかならない現実を目の当たりにしたのです。

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燈籠などのアンバランスなものは100%倒れる

ぼくから言いたいのは

心配なのはわかる。でも余震がおさまってからお墓へ行ってください。
余震が落ち着いたら近くの石材店へご相談してください。
二次災害の予防のため、自分で直すことは控えてください。

これしか言えないです。まだ余震等もつづき大変かと思うのですが、一刻も早く事態が落ち着いてくれるのを祈るのみです。

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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