人の死とは何なのだろうか。供養とは。

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お彼岸期間中ですね。いやいや暖かい。お墓参りへは行きましたか?どうも石屋のけんすけこと清水健介です。

まぁ僕は何をしているかといいますと、毎年のルーティーンでお付き合いのあるお寺さんの管理をさせていただいているのですが、国の緊急事態云々はさておき、もの凄い人がお寺に来ていましたね。

先祖さん含め故人様への挨拶や報告…色々なことも含めてのお墓参りだったのかなって察します。

まぁ二分されていまして、コロナで精神的にダウンしている人。一方で本当にどこ吹く風で元気な方。本当に複雑な心境になります。自粛をずっとし続けて足が以前の何倍も弱ってしまった方々をみると辛かったです。ぜひお体を大切にしてくださいね。

ある一本の電話に清水屋が震えた。

まぁお彼岸なので色々な電話はあるのですが、僕は対応していないのですがこんなことが。

「納骨に自分たちは行かないのですが、やっていただけませんか??」

・・・

はぁ???

人亡くなってるのに…自分たちの家族?親族??なのに…??

これね、家族だからって、親戚だからって全員が全員仲がいい、もしくは良くなければいけません!とか言っているわけではないんです。

そりゃ色々あるでしょうよ。生前からの色々なことも含めて。

でもね。

でもね。

そこをないがしろにしちゃったらさ、人間が人間である意味ってどうなのだろうかって思ってしまうのは僕だけなのでしょうか。

僕だって聖人ではないし、ゆるせない人だったり、もっと言えば口をきくのもあれなあれな人(親族です…。)だってそりゃいますよ。

いや事情は本当にわからないよ。でも亡くなった人に対しての扱いとしてそうじゃないだろ~って思うんですがね。

今葬送の多様化が激しくなってきて、まぁ一般論の王道は普通埋葬なのですが、樹木葬、海洋散骨、手元供養、送骨(郵送して納骨)なんてのもあります。

これって人として論な気がするのですがね。みなさんはどのように思いましたでしょうか?

※実務上、施設などに入っているためどうしてもいけない場合などは委任状などを書き、代理納骨はあり得ます。ですが上記のは道義的なものってことですね。

手元供養ってなに!?

上にちょっとだけ書いたのですが、これまた誤解している人もいるかもしれないのですが、

お墓いりません 自分の傍にいることができれさえあれば ということを言っているわけではないんですよね。

お墓もある。

もしくは永代供養墓に埋葬してしまうんだけれど、埋葬してしまってからではお骨を自分では取り出せないし、何か亡くなった人の一部がないと精神的な落ち着き、宿り木がないとい方々に向けたものなんですよね。

色々なタイプのものがあります。

  • 金属製のもの
  • 陶磁器製のもの
  • ネックレス

まぁ一部ですが、こんな感じ。

手元供養って地域差があるというか…。聞いた話では九州とかでは一般的ではないとか…。

はい。では僕のいる東京ではといいますと、すでに認知されているといっていいでしょう。埋葬+手元供養という形が一番多いように思います。

先日は真珠のネックレスタイプの手元供養をご購入された方がいまして、息子さんを早くになくされたみたいで離れたくないという気持ちが強かったそうです。

ペンダント、ネックレスタイプなどは本当にお骨の一部(えんぴつの先くらいの量)ですので携帯や身に着けるのにもかさばりません。

供養の1つの形としてご検討してみる価値はあると思います。


香蘭社の手元供養 分骨壺との違いをご説明します。

まぁお彼岸期間中に色々動画をYouTubeにアップしておりますが、うちの亀屋Pと色々やっております。今さっき書いていた手元供養のこともちょっと話しております。

まぁゆるい感じではやっているのですが、手元供養と分骨壺。亀屋Pにも今一つわかっていなかったようです。

手元供養も分骨壺も同じ小さいお骨壺になります。ですが違いは簡単にいうと「埋葬」の意思が ある か ない かできまります。

手元供養 → 埋葬の意思なし。ご自宅などでご供養。

分骨壺 → 手元供養としても使用できるが、埋葬の意思がある場合には墓地へ埋葬の際に「分骨証明書」が必要となる。

まぁ簡単にいうとこんな感じでしょうか。手元に何年か置いておいてのちほど埋葬したいということもよくある話なんです。

動画だと情報量も増えるので少しはわかっていただければいいのですが。

こちらをご覧いただければと思います。↓

おまけ うちの娘のArt work!?

どんなバランス感覚だよ。

テレビの画面に撮影している僕がいますね(笑)

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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