埋葬での非常にピンチな状況を僕はどう変えたかってお話

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なんだかんだで今年初投稿のブログになってしまいました。石屋のけんすけこと清水健介です。

さて、今日は埋葬をさせていただいたのですが、お寺さんというのは非常に静かなのです。

埋葬にて 神社の鳥居見えるけど裏はお寺の墓地です。

ですので人の声というのが意外に聞こえるものです。

今日はなにやら不穏な空気感がビンビンに伝わってくるような状況でした。

今日は少し特徴的な法要の形でして自宅で法要後、埋葬という段取りになっていました。

僕が墓所にて待っていましたら、

「失礼じゃないか?」

みたいな会話が聞こえてきたのです。

親族間のトラブルなのかな?と思いながらも、静寂感あるお寺さんでは聞き耳を立てたくなくても声がよく聞こえてしまうものです。

なにやら不穏な空気です。

「 知ってていなくなったらひき逃げだよ! 」

との声が大きく響きまして 「 やばいことになったな… 」

と思った僕なわけです。

相手の方はお爺さん。綺麗なコートを着ておりまして、動けないとかの怪我のご様子はない模様でした。

今日のお寺さんなのですが、道幅もかなり狭いのですが商店街の中にあることもあり多くの人であふれています。

車は通れる道ですが、お爺さん・お婆さんは日ごろから道の中央を堂々と歩いておられるんですね。

可能性でしかないですが、サイドミラーがあたったのかもしれません。そもそも本当にガン!とぶつかっていたのなら救助なりなんなりしたと思うのは僕だけでしょうか??

「 ごめんなさい! 」

の一言がなかったのかもしれません。墓地内まで入ってきて大きな声での口論になっておりました。

本日はお寺さんなどの第三者もいなかったので、仲裁役はおりません。ご親族含め10名全員で誤っておりました。

なんとか先方のご了解が得られたみたいでして、ここから埋葬がスタートになるわけです。

空気感はといいますと見たこともないくらいの

どんより…

でした。

それはそうです。もし当たっていたのならやはり悪いのは運転手側ですのでね…、運転されていた方は今にも泣き出しそうな状態でした。

僕は埋葬にあたりまして一通り流れをご説明したところでこう言いました。

○○さんが96歳で亡くなられましてこれから埋葬しますが、最期にお骨壷をさわってあげてください。

すると場の雰囲気が一気に明るくなりだしまして、みなさんの顔に笑顔が戻ってきたんです。

ここ数年、僕が埋葬時にやっていることなんですが このお骨壺をさわっていただくということ。

これは人間の感性に訴えかけるものだと思うんです。反応は様々でみなさん同じということは決してないです。もの凄い悲しみが戻ってきながらも触る方や、お神輿をかつぐようにワッショイ、ワッショイ!とやられた方もいました。不思議となのですが、嫌!という方はひとりもいないんですよね。

故人が生前にどのような方だったのか如実にわかる瞬間です。また触ってあげるということで別れの瞬間をつくることもできるだろうし、人によってはパワーをもらったという人もいる。死というものをマイナスにとらえるのではなくて、向き合ってほしいということから始めたんです。

今回、埋葬という大切な節目で最悪な状況を救ってくれたのは紛れもなく96歳のおばあちゃんだったんですね。

参列者の方々が車で帰られる時に、みなさん窓を開けてくださりまして、満面の笑顔で手を振ってくださいました。

やってよかったな。お骨壷触ってくださいって言って良かった。本当にそう思った日でした。

それではまた!

HP⇒お墓参りの時にみんなが笑顔になるようなお墓の提案をします。清水屋のホームページ

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ウェブショップ⇒深川製磁の骨壺や手元供養の商品を取り扱っています

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋専務の清水健介です。5代目予定。学生時代からやってきた納骨回数は1000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国優良石材店の会 東京支部、東京都石材業政治連盟幹事。
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