こんばんは。石屋のけんすけこと清水健介です。
僕の趣味っていうと本当に色々思い浮かぶのですが、カメラも凝って色々やってたなぁと思いだして引っ張りだしてきました。
ストラップは社外のを付けていて首への負担を減らしています。本当にストラップ変えるだけで全然変わるから試してみて。
そんな一眼レフも最近出番がなくなってきてしまっているのもこいつが出てきたせい。
iphoneってやっぱすげーな。一眼は本当にマニュアル車に乗っている感じ。スマホは言わずもなが、簡単なオートマ感があります。一眼特有のボケ味はないにしろ重量がある一眼持っていくより簡単に撮影できるので、最近は出番も減ってしまっている。今度カメラについては深く話していこうかと思っているのですが、今夜は…。
お墓が完成して納骨法要をする時に記念撮影したことがあるんです。
って話。
不謹慎だって思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お墓を建てる時に墓地のみで色々話して決定することも多々あるのですが、ご自宅へ行きお話をうかがいながら決定することも当然ながらあります。お亡くなりになった方の御仏前へ「良いお墓をつくります。よろしくお願いいたします。」と必ずご挨拶してお話に入るのですが、ある方の家では多くの家族写真があった。そして生前使っていたカメラも。
そんなカメラの話から亡くなった方の趣味やどんなところに行ったのかなどを話しながらお墓つくりを進めていきました。写真には家族の写真、旅行の写真など本当に多くの写真が飾ってありました。
納骨当日、一人の方が一眼レフを持っていたのを見て僕が言ったのは
お墓の前で記念撮影をしましょう
とご提案したんです。
参列者の方からは「これってよくやるんですか?」と言われました。
はい。よくはやらないです。
でも、僕は亡くなられたご主人が大変カメラが好きで色々な写真を撮っていたこと。そして今回のお墓が完成して親族の方が一緒になった瞬間を残して、お仏壇の前に飾ってあった写真の中に入れてあげたらいかがでしょうかとご提案しました。
みなさん笑顔で「やろう」って言ってくれました。みんなが仕切りだして列をピシっ!って決めてパシャ!ってすごいよね。
亡くなったご主人が写真が好きだったということを皆さん知っていたんです。その後のお清めの食事では亡くなられたご主人さんの話で持ち切りだったのではないでしょうか。そんな納骨式は皆笑顔であふれていて記念撮影は大成功でした。僕の携わった納骨式の中でも究極の形だったんじゃないかな。
亡くなった人を囲んで皆が笑顔って。すごいよね。
僕はお墓だけをつくっているんじゃないんです。お墓を通して亡くなった方を思い出し、その方との思い出を語る場所を作っている。
ではまた明日~。
この記事を書いた人
- 創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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