8月6日、僕は尾花沢に久々に来ています。

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こんばんは石屋のけんすけこと清水健介です。蒸し暑い東京でした。朝からお寺さんにてお墓の掃除、そして埋葬をしておりました。

今日はそんなツイートから

今日埋葬した方は95歳。そして奇しくも本日は8月6日、広島へ原爆が投下されてから72年が経った日でした。

本日埋葬した方は当時23歳くらい。どのようなことを感じていたんだろう。そんな事を考えさせられる1日の始まりでした。

はいそんなわけでツイートへ戻りますが、この石は小松石と言います。伊豆の真鶴というところで産出される石材です。江戸時代には江戸城の築城の際に石垣に使われています。

硬いか柔らかいか。はい。柔らかいか石です。

経年変化しやすいかしにくいか。うん。写真見ていただくとわかるように石目や違う組成の部分も石の酸化などとともにメッチャ見えてきます。変化は超絶しやすい。

でもこの石関東では5本指に入る高級暮石なんです。

今では多くの石材は 不変=良品 という価値観なのかもしれませんがちょっと前は全然違う価値観だったんです。

小松石は色も白や黒ではなく〝淡い〟という日本独特の価値観です。うぐいす色と言っていいでしょう。

この淡い色が古来より多くの人の美意識と合致していたのだと思います。

あっ!ちなみにこの小松石、富士山の噴火によってできた石だと言われてまして富士山の頂上。※富士吉田口の鳥居とかありますがそこが頂上ではなくて、ぐるっと火口の周りを回っていただきますと剣ヶ峰というものがあります。そこが3776mになります。最後に酸素が薄い中坂道があります。そこを登りきると頂上の石碑があります。

その石こそ

小松石

ぜひ実際に見てください!

さてそんな午前中を過ごしまして車を飛ばしました。東京から休憩はさみ まあまあのスピードで6時間弱

はい。8月のお盆は仕事が満載なので早めの夏休みを取りに奥さんの実家の山形県尾花沢市にいます。

夜は本当に涼しいです。虫の音が心地良いなそして何よりお義母さんが作ってくれたご飯が美味しいんです。

もはやオニギリは伝説の味です。2ついただきました。ひじき、野沢菜、梅、赤カブが入っているみたい。とにかく最高です。

そしてこれ。

びびったね。このトウモロコシの美味しさには。食べていてストレスが一切ないんです。多少は歯への抵抗とかあるのにね。

お義父さんやお義母さんとは地域の事を色々聞きました。先日は熊が出たとのこと。しかも近くでだよ!

雪がかなり降る地域ではいなかったというイノシシが最近いっぱいいるらしいです。仙台から山を越えて来ているみたい。個体数が増えてその地域での食物量を超えたために越境するしかなかったのかな…。

集落には猿の数の方が住んでいる人を超えているらしく、朝には猿よけの花火が打ち上がるそうです。猿はそれを待ってから作物を荒らしに来るそう…。

まさにイタチごっこ

非常に難しい問題が散在しています。

さぁ僕は焼酎もいっぱいいただいたので今夜は虫の音と共に寝ることにします。おやすみなさい

HP⇒板橋・練馬でお墓を建てたい。墓所リフォームのことなら清水屋まで

blog⇒石屋のけんすけブログ

ウェブショップ⇒深川製磁の骨壺や手元供養の商品を取り扱っています

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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