お墓のリフォーム 昔の仕事を遺しギャラリーのようにする。

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こんばんは。石屋のけんすけこと清水健介です。最近色々な仕事をいただき現場確認→図面作製。この繰り返しをずっとしていました。結構すわりっぱでお尻がいたいです。そんな今朝は昨日とは違って気温が低いのか、湿度がないのか過ごしやすかったですね~。

そんな午前中これと闘っていました。それは…

切り株

お前はキコリか?と言われそうですが、石屋さんは色々な仕事があるものなんです。植木の移植だってしたこともありますしね~。

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こいつです。枯れに枯れていますが結構とるのは大変。昨日動くかどうか足で蹴って確認していたら腐っていて足の内モモをこすって擦り傷になりました…。地味に痛い…。そんで今日綺麗にとってみましたよ。

お墓のリフォームってすべて新しくすればいいってもんじゃない。

今、お墓のリフォーム依頼を受けているのですが、その家のご先祖さんはうちと親戚で石屋さんだったそうです。自分で作った花立てや石碑などが旧墓にいっぱいあります。でもお墓が古くなったので建てなおしたいとのご依頼を受けたのです。

僕はご依頼を受けた時にそのお墓の前で30分~1時間くらい現状を見ていました。お墓を建てなおさせていただくので その人の仕事を見ておきたかったのと、亡くなったご先祖さんの「こだわり」をすべて無くしてしまうのはもったいない。どうにか新しいお墓で表現したいと思ったからです。

そんな想いからこんなデザインを考えてみました。入口部分に砂利をひいた空間をあえてつくってギャラリーみたいに出来ればと思ったのです。

入口

お墓の入り口がギャラリーみたいになったらいいな。って発想から。

昔の仕事と向き合い、次の世代にそれを繋げる。

僕はこんな風に思って今回のお墓の提案をしたいと思っています。こういう昔の仕事をのこすようにするとそこで会話が生まれると思うんです。これってすごい重要。

入り口にあるこれって何??

この質問が子供さん、親戚さんからあることでご先祖さんの話題がでる。するとご先祖さんの記憶が後の時代に繋がっていくのかなと思っています。どんな人だったのか、どういうこだわりがあった人なのか。趣味はこんなのがあったとかね。次世代に話題を提供することも石屋さんはできるのです。

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昔の石の加工は機械ではなく、ノミで削り出したんです

僕の仕事は過去と現在を繋げるとも言えるのかもしれない。

そんなことを今日感じで仕事してましたよ~。

最近美味しかったもの ダイジェスト

庄屋だったかな?トマトとじゃこのなんとかです。上板橋の店舗限定なのかな??そういえばこの前脱線していましたね…。奥さんが池袋まで出ていたので車で迎えに行きました~。脱線ってこわいよね。

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これは今日飲んだミルクコーヒー。160円するんだけど美味しかったよ。

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これは会社の横にある全福家のパリパリ餃子。並で400円 そのままより食べるラー油みたいなの入れて食べたらおいしかったよ~。お近くの人は食べてみてね。 IMG_1736

最近ちょっと忙しくて外食続きなんだけど、野菜もしっかり取らなきゃね~。

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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