晴れ晴れしている東京です。昨日は涼しかったのに気温がグングンあがり32℃になるとかならないとか。
こんにちは。石屋のけんすけこと清水健介です。
突然ですが、今朝起きたらコルチカムから花弁がでてきているーーーー!!
根っこも葉っぱもないのに、お皿に乗っているだけだけど咲くのね。なんか感動的。
そんなコルチカムとはなんぞや
- 科目 ユリ科
- 学名 Colchicum 学名なのねー。
- 原産地 ヨーロッパ 北アフリカ 遠方から上板橋へようこそ。
- 別名 イヌサフラン
本当にちょっとしたことなんだけど花が咲くってのはすごく嬉しいわけです。生活って結構単調になりがちだと思うんだけど、花がある生活って本当にいいなって最近思えてきました。ジジイみたいだね…。いつもと同じ部屋の景色に花があることで一日一日変化が訪れるんですよね。
それは小さな小さな変化。
見過ごしてしまうかもしれない変化。
そんなのを見ていると楽しくなってくるわけです。
花が咲いたらまたここでご報告しようかと思います。
花の芽吹く瞬間に生命力を感じる。
そんなコルチカムの話をしていたらあることを思い出しました。何年か前だかもう忘れてしまったのですが、僕はある絵?版画?を買いました。新進気鋭の作家さんのやつなのかな。
それがこれ。
コルチカムもそうだけど、この絵も同じで僕は芽吹く瞬間が好きなんだと確信しました。題名はMagnolia
木蓮のことだって調べて初めて知りました…。作者の筆記体はよくわかりません…。
この花がブワッ!!と咲く一歩前の瞬間に僕は綺麗だなと思ったわけです。そして購入しました。
僕らの仕事は亡くなった故人へ手を合わせる場所を作っています。
そりゃさ人間だもん。楽しい事だけがすべてじゃないだろうからね。生前いろんなことあっただろうさ。もしかしたら殴り合って喧嘩もしたかもしれない。
でも僕のところへ来てくれたってことは亡くなった人を弔いたいという気持ちが嫌とかきらいとかの感情を上回ったってこと。
そんな方々の故人への哀悼という微妙で繊細で目を凝らしても見えないような感情というものをすくい取って形にすることが僕の仕事なんだな。
人の感情って日本の四季のように変化があって気温、湿度がちょっとずつ変わっていくことのようにはっきりとしたものはわからないもの。
大切な人を亡くされた方と対峙した時に共感する力がないと、奥に隠れている感情をわかってあげれないんですよね。
一見全然関係のない美術や自然のゆらぎとかの変化も感じられるような人って人の感情も見れる人なのだと僕は思っているわけです。
色々なところに感覚を研ぎ澄まして自然の中に漂っている空気感 流れっていうのかな。そういうものを感じ取っていければいいかな。
今日はそんな感じで。さて、これから打ち合わせに行ってきます~。
この記事を書いた人
- 創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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