初めてのお餅つき。神様へのお供えものを作ろう。

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今年も一年が終わろうとしています。今日は大晦日ですね。みなさんはいかがおすごしでしょうか?こんにちわ石屋のけんすけこと清水健介です。

昨日は板橋区のお寺さんでお餅つきをしておりました。今回初招集となりまして記憶にある限りお餅つきはやったことがありませんのでドキドキしておりました。

お餅つきの準備は非常に大変で前日から40キロものもち米を洗って水に浸しておくわけです。

特大サイズのバケツ2つに40キロのもち米

水に浸したもち米を…

木綿のガーゼ?をひいたせいろに入れまして蒸すわけです。

蒸しにもこだわってまして、薪を焚いて火ををおこし水は井戸水を使っております。ウスのほうも準備万端なわけです。

もちがつかないように水につける

ぺったん ぺったん

なんて言葉がありますが、そんな状態ではお餅がつきあがる前に陽が暮れてしまいます。もちつきはスポーツ。そんな言葉がぴったりだと思いました。そんな動画をどうぞ

いやあ凄い勢いで一気につきあげます。最後に大きなキネでつき完成~!

その後もち職人?のような風貌の檀家さんに鏡餅の成形を託します。本業は陶芸作家さん。

打ち粉をしまして餅がくっつかないように

石膏の型で鏡餅をつくっていきます。

それを違うラインの方々へ

婦人部の方々へバトンタッチ

鏡餅の完成~!

伝統的な行事に参加できて非常に嬉しかったです。鏡餅から始まり、のし餅、あんこ餅など多種多様なお餅はこうやってできるのか~と細部まで観察し自分も実際にやることで経験させていただきました。地域の方々の協力の元、昔から大切にされている行事。ただ…つき手不足は深刻な問題だと感じました…。大学生のパワーがなければここまでスピーディーにできなかったかもしれません。今年で9年連続お手伝いをしてくれたお寺の息子さんのお友達。今年で大学を卒業するらしく、翌年の手伝いは就職と共に難しいらしい…。う~ん…。どうするかね…。

今回の功労賞!

もう腕はパンパン、手のひらは痛いです。でもお餅は美味しかった!

つきたての餅は美味しいな~ これはきび

そんなつきたてのお餅で作った鏡餅。これは御本尊様の前にもお供えされますが、台所や水まわりにもお供えするとのこと。

日本には八百万の神さまという考えがあります。すべてのところに神様がいるということですね。本当にそういうものを大切にしている瞬間を一年の最後に見ることができて良かったと思いました。

2016年締めのごあいさつ

さてさてそんなお餅つきで終わりました2016年ですが、今年は色々なことがありました。メディアでは『 墓 終 い 』という言葉が飛び交い、まるでブームかのような取り上げられ方をしておりました。生活環境、核家族など色々なことが昔とは変わってきています。ですが、昔から先祖を大切にするということは不変だと思います。なのでテレビでやっているから自分もやろうということではなく、ご自身の状況をしっかりと考えて未来のことも考えて行動していただきたいと思いました。できれば明日の元旦には雪が積もっていない地域などではお墓参りへ行って新年のあいさつ、2016年の報告、新年の抱負などをぜひ伝えてみてください。

来年も葬送関係からゴルフなどの趣味のことなどブログで色々な情報をお伝えできればと思います。

皆様よいお年を!!また来年もよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

清水 健介
清水 健介この記事を書いた人
創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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