明けましておめでとうございます。石屋のけんすけこと清水健介です。元旦にはお寺さんを回り新年のご挨拶をしてきました。
当然自分のお墓参りへ行きまして墓前にて昨年のお礼と新年のご挨拶をしました。みなさんはお墓参りへ行かれましたか?お正月は親戚周りやイベントなど忙しいと思うのですが僕としてはぜひ行っていただきたいな。
よく聞かれることですが、お墓参りとはなんぞや??どんな意味があるの?
これって非常に難しいことだと思います。それぞれの感じ方もあるだろうしね。これが伝えることができないのでお墓参りがすたれてきてしまっているという声もあります。うーんそうなのかな…。
お墓参りは幼児教育から伝わっていくことだと思います。
色々な方の人生と触れ合うのが僕の仕事です。その中で一番お客さんが話されるのはお墓参りへ小さいころから行っていたという言葉です。三つ子の魂百までという言葉。よくできた言葉だと思います。どんな方でも小さい頃の習慣は忘れないということをお客さんを通して実感します。
ですのでお子さんを連れてぜひお墓参りへと行っていただきたいのです。もし今、自分がお墓参りの習慣がないのであればあなたから始めていけばいいと思う。
このブログでも何回も言っているのですが、どのように教育やしつけをしたらいいのか正解はないのだと思うのだけれども、子供の正しい成長を望んでいるのはすべての親にとっての望みだと思います。
お墓参りとは見えないものへの感謝である。
人の成長過程に与える影響というものは何も実在するものだけではないのです。見えないものへ感謝し畏怖の念を覚える。すごく大切なことだと思います。
そんなことしたら神さんのバチがあたるで~!!これね。
結局これができれば自分の家族・兄弟、友達や周辺の人へやさしくできるのだと思います。子供の共感能力が高まるわけです。
お子さんがいらっしゃるあなた。ぜひお墓参りへ一緒に行きましょう。豪雪地帯であればお仏壇へ手を合わせましょう。そして親であるあなたがまず子供の前でお墓参りをしている姿を見せてあげましょう。
子供は意味はわかってはいないとおもうのですが、必ず親のマネをします。この継続が大切です。そしてお墓の前で亡くなったおじいちゃんやおばあちゃんの話をしてあげましょう。それが先祖から繋がるということだと思います。
”いつやるの?今でしょ!”で有名な林修先生が尊敬しているという中室牧子先生(学力の経済学 著)のように統計をとって根拠を示せないのが歯がゆいのですが、僕も所属している業界団体の会で刑務所の慰問へ行きました。そこで囚人の方へお墓参りへ行ったことがあるかどうかの質問をしてみたところお墓参りへ行った方は一人もいなかったそうです。
考えるのではなくこの事実を感じてほしいのです。
この記事を書いた人
- 創業明治10年東京都上板橋の石材店清水屋5代目社長の清水健介です。令和元年に5代目就任。学生時代からやってきた納骨回数は2000回を超える。お墓、石のことなら何なりとご相談をいただければと思います!お墓を作ったはいいけど、コケだらけなんか嫌!“また会いに行きたくなるお墓つくり”を提案しています。髪がくるくるしているけどパーマじゃない。これは無料パーマだといいつづけている。全国石製品協同組合 理事、東京都石材業政治連盟 幹事長。
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